「人事評価のエクセルテンプレートを探している」
「他社の人事考課表を参考にしたい」
この記事では、人事評価のテンプレートやサンプルを探している方向けに、インターネットから入手可能なテンプレートをまとめて紹介します。
またエクセルで人事評価を運用するメリット・デメリットについても解説。この記事が人事評価制度を新しく導入したい方の参考になれば幸いです。
目次
人事考課表のエクセルテンプレートダウンロード先一覧
人事考課表のテンプレートやサンプルがダウンロードできるホームページを紹介します。
すばる舎リンケージ
出版やメディア事業をてがけるすばる舎リンケージのホームページでも、人事考課表のサンプルを手に入れることが可能です。
すばる舎リンケージの出版した本「目標管理実践マニュアル」と連動する形で、様々なフォーマットを用意しています。業績評価、情意評価に加え、目標管理制度(MBO)との連動も想定された書式がダウンロード可能です。
イラストフリー
主に能力評価と目標評価を実施するためのテンプレートがダウンロードできます。人事考課表以外にも、柔らかいデザインのテンプレートがダウンロードできます。
人事評価・社員評価表のシート「エクセル・サンプル」 | 無料ダウンロード「かわいい」雛形・テンプレート素材 無料ダウンロード「かわいい」雛形・テンプレート素材
CELF
CELFは、誰でも手軽に業務アプリを作成できるサービスを提供しています。
人事考課表のテンプレート以外にも、勤怠管理や研修の参加者チェックリストなど、人事担当者にとって役に立つ資料がダウンロード可能です。
考課表は目標評価を行うためのシンプルな作りになっています。
[文書]テンプレートの無料ダウンロード
様々なビジネス用テンプレートがダウンロードできるサイトです。
社員別ではなく、評価者が一斉に被評価者の評価を行う一覧表形式のテンプレートとなっています。
人事考課表のテンプレート01(エクセル Excel) – [文書]テンプレートの無料ダウンロード
人事考課表のサンプル・他社事例は厚生労働省ホームページからも入手できる
テンプレートだけではなく、他社がどのように人事考課を運用しているか、事例を知りたい方も多いのではないでしょうか。しかし一般的に、人事考課の運用に関する資料は 社外秘なものが多く、手に入りづらい現状があります。
ですが実は、厚生労働省のホームページから、人事考課の他社事例や考課表のサンプルを手に入れることができるのです。国の助成金を利用した企業の事例や資料が公開されているので、自社と似た課題を持つ会社や、参考にしたい会社の事例を探すとよいでしょう。
特に以下の事例が参考になります。
厚生労働省の「職業能力評価シート」も人事考課に利用できる
同じく厚生労働省の公開している「職業能力開発シート」も、人事考課表のサンプルとして利用できます。
この職業能力開発シートは、職種や習熟度別に能力評価を行い、人材を育成するためのシートです。事務職や総合職に限らず、各種製造業やサービス業など、様々な業種・職種のシートが用意されていますので、参考にするとよいでしょう。
以下よりダウンロードできます。
キャリアマップ、職業能力評価シート及び導入・活用マニュアルのダウンロード/厚生労働省
この職業能力評価シートの活用方法については、別の記事でも詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてくださいね。
スキルマップのテンプレートはどこで手に入る? 無料で使える雛形サンプルを紹介 | ヒョーカラボ
人事考課の運用をエクセルでやるべきではない3つの理由
ここまでは、エクセルやワードで人事評価制度を運用することを想定し、テンプレートやサンプルを紹介してきました。
エクセルやワードのようなOffice製品で人事考課表を作成すれば、特に大きな費用をかけることなく人事評価制度をスタートできます。また、Office製品は多くの人がある程度操作し慣れているツールですので、全く新しいツールを導入するよりも馴染みがあり導入しやすい、というメリットもあります。そのため新しい人事評価制度をスモールスタートするためには、既存のテンプレートをうまく活用するとよいでしょう。
しかし人事評価制度の運用が回ってきたら、できるだけ専用のシステムを導入することをおすすめします。
その主な理由は以下の3点です。
- シートの管理が大変
- ファイルを集計する手間と時間がかかる
- 人為的なミスが発生し、他者に評価内容が漏れるリスクも
シートの管理が大変
エクセルやワードで人事考課表を作成すると、基本的に社員一人につき1ファイルを作成することになります。そのため10人なら10ファイル、100人なら100ファイルを取り扱わなければなりません。
管理すべきファイルが増えると、様々な手間が発生します。たとえば提出状況のチェックや最新版の管理、各ファイルの送付先の割り当てなどです。手間が増えるほど人為的なミスも増えます。
このような煩わしいシートの管理は、人事考課システムを導入することで回避することが可能です。
ファイルを集計する手間と時間がかかる
人事考課の運用では、評価につきものの甘辛調整や、部門全体でのレポーティングなどを行うために、社員一人ひとりのデータを集計する手間が発生します。この集計作業に労力と時間を費やしている方も少なくはないでしょう。
また集計作業に手間がかかると、全体的な評価スケジュールの進行に支障が出たり、評価してから社員にフィードバックするまでにかなりの期間が空いてしまい、タイムリーなフィードバックができなくなったりする可能性もあります。
人事考課システムを導入すれば、評価結果やデータはシステム内においてリアルタイムで更新されます。そのため、評価内容を集計する必要がなく、スマートでスピーディな評価制度の運営が可能になります。
人為的なミスが発生し、他者に評価内容が漏れるリスクも
エクセルなどで人事考課制度を運用する場合、評価シートの配布や集計作業が手作業のため、操作ミスが発生します。
たとえば評価結果を誤って消してしまう、ずれてしまうなどのエラーや、本来フィードバックする相手以外にエクセルシートを送ってしまうなどの重大なミスが発生するリスクがあるのです。
人事考課システムを導入すれば、人為的なミスができるだけ発生しないよう、システム的な制御をかけることができます。たとえば自身が記入すべき箇所のみ編集できるようにする、指定した条件以外のデータを入力した際にエラーを返すなどです。また、内部的なシステムIDで人事考課表が管理されるため。間違って別の人に人事考課表を送る、といったエラーは起きません。
このように、人事考課システムを導入することで、人為的なミスを最小限におさえることが可能です。
人事考課は他社事例も参考にしつつ、早い段階でシステム化を検討しよう
この記事では、人事考課の初期運用に便利なエクセルやワードなどで使えるテンプレートや他社事例、人事考課表のサンプルについて紹介しました。
新しい制度をスモールスタートする段階では、エクセルやワードを使って運用してもよいですが、人為的なミスを防ぎ作業を効率化するためにも、できるだけ早い段階でシステム化することをおすすめします。
数多くある人事考課システムの中でも、シーグリーンの提供する「ヒョーカクラウド」は、使いやすくコストパフォーマンスに優れたクラウド型人事考課システムです。
中小企業をはじめとする多くの会社に選ばれており、ITトレンドランキングの人事評価システム部門で4年連続1位を取得するなど、各所から高い評価を獲得しています。
人事考課制度をシステム化する際には、選択肢のひとつとしてご検討いただければ幸いです。
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