転職・就職のための企業リサーチサイト「Vorkers」が、Vorkersに投稿された口コミの評価点を元に、「働きがいのある企業ランキング2019」を発表しました。
そこで今回は、TOP5社に注目して、どんな取り組みをしているのかご紹介します。
参考:企業リサーチサイト「Vorkers」
https://www.vorkers.com/award/
目次
4位:株式会社ボストンコンサルティンググループ/4.66
1963年に設立され、世界約48ヶ国85の支社と12,000人以上のスタッフを抱えるグローバル企業です。
経営コンサルティング全般を手がけています。
グローバル企業と日本企業の良さを併せ持つ環境を評価している方が多く、お互いに助け合ったり、新入社員へのフォローが手厚い点も評価されています。
様々な取り組み
入社1年目は、3~5週間のトレーニングを行い、フォローしています。
更に、継続的に成長の機会を提供することで、気付きを促し将来にわたる絆を築けるように配慮されています。
参考:株式会社ボストンコンサルティンググループ
https://www.executive-link.co.jp/company_detail/?id=10003
3位:三井不動産株式会社/4.66
1941年に創業し、国内外の不動産業を手掛けているグローバル企業です。
2017年度には契約社員などもあわせると、1,526人のスタッフが活躍しています。
働き方改革にいち早く着手し、ワークライフバランスや女性の働きやすさにも力を入れているとの評価が多くみられます。
また、積極的な人材投資を行っていることでも知られる企業です。
様々な取り組み
多彩な教育研修プログラムが、社会人として必要なマインドの醸成やグローバル人材としての素養の伸長など多彩な目的に合わせて用意されています。
育児・介護との両立支援や働きやすい職場づくり、働き方改革にも力を入れています。
2017年度の離職者数は正社員14名(定年退職者含)・契約社員78名の計92名で、従業員数の1割以下です。
参考:三井不動産株式会社
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/about_us/outline/?id=global
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/recruit/hrm/?id=global
2位:株式会社セールスフォース・ドットコム/4.76
1999年3月にアメリカで創業され、日本支社は2000年4月にできました。
顧客関係管理(CRM)サービスを提供している企業です。
外資系であり、数字(=結果)を出すことが求められますが、「Ohana」という企業文化で、協力し合う土壌が評価されています。
様々な取り組み
「Ohana」という概念に基づいて、社内やチームだけではなく、地域一体となって様々な取り組みを行っています。
福利厚生にも力を入れており、給与や保険だけではなく、キャリアアップ支援や職場環境の整備、有給ボランティア休暇などの社会貢献制度があります。
参考:株式会社セールスフォース・ドットコム
https://www.salesforce.com/jp/company/overview/
1位:グーグル合同会社/4.78
1998年8月アメリカでGoogle Inc.が創業されました。
世界50ヶ国に60,000人を超えるスタッフを抱えており、世界的なIT企業のひとつです
グローバルな環境でフラットな人間関係や、社員一人ひとりのバックグラウンドや個性を尊重する文化を評価する声が見られます。
様々な取り組み
研修・教育制度だけではなく、報酬・福利厚生が手厚いことで知られています。
「gサンクス」と呼ばれる、インターネット上で社員が互いに褒めあう制度や、1人1回175ドルを社員が上司の承認なしに別の社員にボーナスとして支給できる制度があります。
また、ランチや送迎バスが無料で、社内にジムや診療所を併設しており、多彩な福利厚生が提供されています。
参考:グーグル合同会社
https://about.google/intl/ja_jp/
東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/77315
気になる5位以下
5位:株式会社リンクアンドモチベーション/4.61
6位:株式会社ユーザベース/4.56
7位:サントリーホールディングス株式会社/4.56
8位:シスコシステムズ合同会社/4.53
9位:プルデンシャル生命保険株式会社/4.51
10位:伊藤忠商事株式会社/4.51
11位:アサヒビール株式会社/4.47
12位:株式会社キーエンス/4.44
13位:プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社/4.44
14位:旭化成株式会社/4.41
15位:Apple Japan合同会社/4.38
16位:株式会社アシスト/4.38
17位:三菱商事株式会社/4.34
18位:レイス株式会社/4.34
19位:株式会社電通国際情報サービス/4.31
20位:株式会社グロービス/4.30
こうして20位までの企業を見ると、国内だけではなく海外で活躍している企業や、外資系の企業が多いことに気が付きます。
グローバル展開をしている企業や外資系は、多様な価値観やバックグラウンドを抱えた人が働いているため、一人ひとりの個性や働き方を尊重する傾向があります。
更に評価を報酬に反映したり、成長の手助けとなる研修制度が整備されているのもポイントです。
そのため、働きがいを感じることができるのです。
多彩な取り組みを行うことで、従業員のモチベーションをあげるだけではなく、三井不動産株式会社のように、離職率を抑える効果も期待できます。
おわりに
人事制度や社内環境の整備の際には、「働きがいのある企業ランキング2019」の上位企業を参考にしてみてください。
導入コストや時間がかからない取り組みも数多くあるので、自社の課題や悩みを解決するヒントを探してみませんか。
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